cool vienna!

ひょっとしてひょっとするとcool、かも知れないvienna。

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戦場のカメラマン


こんにちはファッションブロガーです。
2、3日前、小津安二郎監督の「お茶漬けの味」(1952年)を観ました。フィルムムゼウムという会員制の映画館で、数年ぶりに何度めかのレトロスペクティヴを開催中なんです。主人公の夫役で出ていた佐分利信が、無骨で無口で不器用なんだけど人間味にあふれていてとてもステキでした。すっかり女ゴコロをくすぐられました。今まで佐分利信なんて、私の人生とはまったくリンクしていなかったのに不思議だな〜と、偶然その日同じ映画を観ていた日本人の知り合いに話すと、「佐分利信が突然あなたの人生に現れたと言うよりも、あなたの人生が佐分利信の方に近付いたってことだと思いますよ」と言われました。……ケイジョジョーな会話イン・ウィーン。そうそう、それより肝心のファッション。映画の中で気になったシーンがあるんです。ある若者が「自分の服はこれもこれもみんな◯◯◯だぜっ」と言うんです。この◯◯◯のところは、現代で言えばきっと「ヴィンテージ」なんでしょうけど、ここでは「放出品」でした。つまりそのころ駐留していたアメリカ軍の人の着古しってことですね。すると会話の相手が嫌な顔をして「おいおいナンキン虫はいないだろうね?だいじょぶかい?」って言うんです。思わず私も気を付けた方がいいかもな…と思った次第です。ついでに余談ですけど小津映画にはなくてはならない笠智衆。この作品にもちゃんと出てるんですが、この笠智衆がなんとあの戦場カメラマンに瓜二つだったのですっごい驚きました〜。額にピッタリ張り付いたようなあの帽子もやっぱり被ってて、Tシャツに麻のジャケットも同じスタイル。ホントなんですってば。でそのあとはもちろん走ってうちに帰ってちゃんとお茶漬けを食べました私。今日のファッションブログ、おわり。
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