cool vienna!

ひょっとしてひょっとするとcool、かも知れないvienna。

<< June 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
ボサノバと常緑樹


キング・オブ・エバーグリーン。
そんなセルジオ・メンデス氏がウィーンに登場しました。7月だというのにこの日のウィーンはとっても寒くて、オープンエアのこの会場でははじめ、誰もがガタガタと凍えていました。お色気たっぷりのコーラスのお姉様方に対して、セルジオ氏はどちらかと言うと中学校の音楽の先生といった印象で、冗談まじりにブラジルに於けるボサノバの歴史を、曲と曲の合間に少しずつ話してくれました。私はずっとずっと昔の若い頃から、セルジオ氏の同胞とも呼ぶべきアストラッド・ジルベルトの大ファンで、そんなことからセルジオ氏の曲も少なからずよく聴いたものです。そのホンモノのセルジオのやつがいま自分の目の前に…といった感慨と、逆に、初めてのナマ・セルジオでありながら、なんかぜんぜんそんな気がしない、まるで使い慣れたご飯茶碗とお箸でお茶漬けを食べてるような安心感を抱きました。そうしてお馴染みのナンバーが次々と繰り出され、これだけワクワクさせてもらえるボサノバの楽しさを、あらためて教えてくれたのでした。まさにエバーグリーン。略してエバグリ。(アバクロちゃうよ)そうしていつのまにか、まるでリオデジャネイロにいるかのようなホットな会場になっていました。
| manakuma | music | 01:00 |
キスは契約なのか


オーストリア航空。私の普段使うフライトはここのものがほとんどです。
この飛行機会社には、別段とりたててほめられるようなポイントは何もありません。ご存知かも知れませんが、むしろ客室乗務員の方々が着用されてる、あのつま先まで真っ赤っかのユニフォームは何度見ても見慣れず、フライト中の雲の上ではカミナリ様と見間違え、赤オニが出たのかと乗客の皆さんは、思わずおヘソをかくしたりします(するかっ)。ところがここ一年ほどの間、私がこの飛行機会社を断然好きになる理由が出来たんです。それは、機内でいつも上映しているビデオの中にあります。アメリカのテレビシリーズのこの番組名は、主演しているニュージーランドのコメディバンド二人組と同じ名前で「フライト・オブ・ザ・コンコルド」です。これがもうホントに超めちゃくちゃ私のツボで、大大大好き。久々の私のアイドルグループ。デジ・フォーク・バンドなどと呼ばれてるこの「フライト・オブ・ザ・コンコルド」は、音楽のセンスも笑いのセンスも、とにかく私のタイプなんです。意外にも、私にこんな運命の出会いをもたらせてくれた赤オニさん、ありがとう。
| manakuma | music | 01:00 |
美しさと哀しみと


という名の川端康成の小説をご存知ですか?
はるか遠い昔、単純にこのロマンチックなタイトルに惹かれて読みました。まだその時の私は、このタイトルが大きな矛盾をはらんでいることに気付いていなかったけど。そのあと長い時間を経た現在、たいていの哀しみというものが、それと一緒にドロドロ、ぐちゃぐちゃ、恨み、つらみ、妬み、嫉み、ともすると憎しみまで。そういった醜い感情を伴うものだということを、自らの経験を通して知っています。ほとんどの場合が「醜さと哀しみと」なのだということを。美しさと哀しみは、たとえば嫁と姑のようにあまり同居に向いていない(?)ってことを。だからこそ、もしもこの世に美しい哀しみなんてものがあるとすれば、それは、この上なく高貴で尊いものなのではないか…と。そんなことを考えているうちに、気付けばもうオペラ座あたりまで来ていて、まだ人影まばらな日曜の早朝のパリの街に、朝日がキラキラと当たってとてもきれいでした。耳元で整然と鳴り響くトッカータのピアノの音色の後ろで、私の愛するグレン・グールドのかすかなハミングが、凛と心にしみ
る瞬間なのでした。
| manakuma | music | 01:00 |
とぅまっちぺいん


今回はブラスバンドじゃありません。
またもや久々に楽友協会などという豪華なご会場の、これまたご立派なお席に座らせていただき、心より感謝いたす次第であります。でも、実は緊張してカチコチになってるのに、それを誰にも悟られまいと振る舞ったり、拍手のタイミング間違えちゃいけないとこっそり横目で周りの観客の人たちをチェックしたり。なのに向こうは私のことを「楽友」などと馴れ馴れしく呼びやがるし(呼んでないって)。そんなこんなで、けっこう疲れるところですここは。ところで、なぜ今年のウィーンはハイドンばっかりなのかといぶかっていると、なんとハイドンさんは今年で没後200周年記念なのだそうです。それを聞いたら、じゃもしハイドンさんが49歳で亡くなってたとしたら来年は生誕250周年記念じゃないの、と。ハイドンさんは確かにステキだけど、でもそれはちょっとトゥマッチ・ハイドンじゃないのか、と。で急いで調べたら77歳でお亡くなりになってて、意外にもハイドンさんは長生きをされたらしいのでホッとしました。この日の指揮者アーノンクールさんも、80歳にしてお元気です。
| manakuma | music | 01:00 |
にぎやかな音楽会


なぜブラスバンドなのか。
それは、まず音響設備がいらない。楽器自体も、弦楽器などに比べたら扱いがとてもシンプルです。これが大きい。だからどんな小さな村でも谷でも峠でも、管楽器が集まればにぎやかな音楽会が出来ちゃうわけです。想像してみてください、チロルの山の谷間に響き渡るトランペットの音…。ホルンの低い音色…。それはそれでロマンチックで素敵です。もっとも、室内で聴く場合には小さなイヤーウィスパーの持参をお勧めしますけどね。
| manakuma | music | 01:04 |
ブラスファンたち


それにしても…。
| manakuma | music | 01:03 |
ブラスお達者たち


まわりを見渡せば、そこはお年を召した方々で埋め尽くされていました。
| manakuma | music | 01:02 |
故郷に飾るブラス


思わずぐっと来ました。
息子さんだかお孫さんだかの晴れ姿を見守る妙齢のご婦人。心は一緒に行進中です。
| manakuma | music | 01:00 |
エキサイトな午後


風のとても強かったこの日。
どこかの村のシンボルの羽根つきのチロリアンハットの羽がヒラヒラなびくかたわら、お年寄りの方々の髪の毛も空に向かっていっせいに垂直にたなびいていました。
| manakuma | music | 01:00 |
金色の村人バンド


放課後の学校に鳴り響いていたブラスバンドの音色。
そんな懐かしい気分を思い起こさせてくれます。が、ほんとはこっちの方が本家本元。ブラスバンドと言えばオーストリア。オーストリアと言えばブラスバンドなんです。オーストリアでは、どんなに小さな村にでも一つや二つブラスバンドがあります。村人全員参加のブラスバンド。しかも村人かけもちのブラスバンド。それらのブラスバンドたちが予選本選を勝ち抜いて選りすぐりの精鋭だけが、ここウィーンで晴れの舞台に立ちます。6月のとある土曜日、市電も車もすべて止められたリングは、金の大小の管楽器を抱えた勇者たちで埋め尽くされました。次から次に繰り出されるまばゆいばかりの壮麗な行進。最近なぜか、にわか制服フェチな私にとっても興奮のひとときなのでありました。写真は、特別ゲスト出演のイタリアのとある村のブラスバンド。リズムに合わせて揺れる肩の金色フサフサが超セクシーです。
| manakuma | music | 01:00 |
 1/3 PAGES >>