cool vienna!

デカダント&ビザール&のほほ〜ん。私の住む街ウィーンの素顔です。

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不思議の国の南瓜


バウミーお手製のカボチャのスープ。
どう考えても手じゃなくて、ブレンダーを使って作ったと思われるんですけ
どね。それはさておき、表面で渦を巻いてる茶色のオイルはカボチャの種を
搾ったオイルです。正真正銘オーストリアの名産品。自慢〜っ。味は濃厚で
独特の香ばしい香りがして美味しいんですよ。こうしてマイルドなカボチャ
のスープの味を自らの種の味でぐんとひきたててくれます。たとえば鶏肉を
卵でとじたものが親子丼なら、こちらは名付けて一物全体スープ。だって、
ちゃんときっちりカボチャ丸ごとですからね。ほかにもレタスやルッコラと
リンゴのサラダなんかにもよく合います。私がこのカボチャの種のオイルを
好きな理由はもうひとつあります。実はこれ、ここでは茶色に見えてるんで
すけど、実際の色は不思議なことに紫色と緑色なんです。決してその中間っ
てわけじゃなくて、この2色両方なんです。つまり紫色にも見えるし、緑色
にも見える。ね、不思議でしょー。だから同席の人々と一緒に食べ終わった
あとのスープ皿やサラダボウルに残ったオイルを眺めて「不思議だよね〜」
って、レクリエーション的な時間も楽しめちゃいます。(楽しむかっ)
| manakuma | food + drink | 01:00 |
インディアンの秋


食欲の秋。私の好きなオーストリア料理のデザートです。
どこのレストランでもある伝統のデザートで、ナッツ入りのしっとりとした
チョコレートケーキに暖かいビターチョコレートのソースがたっぷり。添え
られたこれまたたっぷりのホイップクリームとあいまって、ドラマチックな
ディナーの終焉を醸し出してくれます。そんなこんなで確かに好きは好きな
のですが、これを頼む時に私がちょっと複雑な気分になっちゃう理由は、
「モア・イム・へムド」というこのデザートの名前にあります。でもこのド
イツ語をここで訳すことは、どうかお赦し願いたい。そんな気分。そういえ
ば思い出したんですけど、昔、東京のうちの近所にあった私と妹が大ファン
だった美味しいケーキ屋さん。そこのケーキのひとつに、ナッツやドライフ
ルーツが入ってリキュールたっぷりのパウンドケーキ風のものがあり、それ
がやっぱり「インディアン・プリン」と呼ばれていました。カスタードプリ
ンとは全然違うので、不思議な名前だなぁといつも思っていました。あとで
知ったのは、スポンジケーキの切り落としのようなものを集めて小さな型に
詰め、ガムシロップやリキュールをしみ込ませたものをイギリスではプディ
ングって呼ぶんですね。パンプディングってありますけどあの類い。だから
あのケーキはインディアン・プリンだったんです。でも、なぜインディアン
なのかは、これも想像にお任せです。ところであのケーキとインディアン・
サマーとの関連性はいまだに分かりません。
| manakuma | food + drink | 01:00 |
マカロンのお作法


ふふふ、パリみやげはこれだ!(完全に勝ち誇ってる)
私の行きつけ「ラデュレ」のかわゆいマカロンちゃんたち。ま、行きつけと
言っても、正直なところ今まで一度しか行ったことないんですけどね〜。で
今回も行きつけなのに行ってる時間(と予算)がなくて…。そしたらいただ
きました。メルシー、ペェスケ。ところで、私の行きつけの「ラデュレ」の
カフェでマカロンを注文すると、確かお好みのマカロン4個がお皿に乗せら
れて出て来ます。少なくとも私が一度だけ行ったその日はそうでした。そし
てそれと一緒に銀の重いフォークが添えられています。それもケーキやデザ
ート用にしてはかなりデカいタイプの。口に持って行った時、少しでも角度
を間違えると、口の脇を突き刺しちゃう恐れのあるサイズ感の。一度伺った
だけでこんなこと申し上げるのは差し出がましいんですが、いくらなんでも
あれ、あのデカいフォーク、要らないんちゃうの???百歩譲っても爪楊枝
くらいでいいのでは…。ついでに、吉祥寺のパティスリー「アテスウェイ」
のカフェでクロワッサンを頼むと、フォークとナイフが一緒に出て来ます。
隣りのテーブルで慎ましく食べてる人に、切ってるあいだに齧らんかいっ!
と、つい突っ込みたくなります。
| manakuma | food + drink | 01:00 |
上下逆さまの孤独


人間は、たとえ哀しくてもお腹はすくものです。
哀しみと空腹は、それはたとえば孤独な人間とペットのように、どちらかと
言うと同居に向いてるコンビ(??)なわけです。とにもかくにも…。今日
は仕事を離れて友だちと水入らずで、通り掛かって見つけた名もない小さな
ビストロで晩ご飯。なんでもないこういう夜っていいなぁ。なんだか心が落
ち着いて温かくなるなぁ。って感じ。お疲れ気味の胃にも優しい軽めのメイ
ンのお皿のあと、デザートで登場したのは、友人のがフレンチの王道タルト
・オ・タタン。つまり上下逆さまリンゴのパイのヴァニラ・アイスと生クリ
ーム添え。私のが赤いベリーとマスカルポーネ・チーズのグラタンでした。
熱々〜、ウマウマ〜(またはマ〜マ〜)、なのでした。
| manakuma | food + drink | 01:01 |
ジョージの居酒屋


おぉシャンゼリゼ〜な夜。
この世界的に有名な大通り。誰もが知ってるシャンゼリゼ大通り。メトロの
駅で言えば、ジョルジュ・サンクあたり。でも決してジョージVと読んでは
いけません。(メトロの路線図を見ていてそう読んだ方がホントにいたんで
すよ〜!)そして目指すは、以前にもお招きにあずかったご存知「メゾン
ドゥ・デンマーク」です。パリで味わうデンマークは、ニシンと鮭づくし。
ネタ的には似ていても、北海居酒屋的な方向ではありません。それはいつも
夢のようにオシャレで美味しいスカンジナビアン居酒屋なのでした。
| manakuma | food + drink | 01:00 |
西荻キャセロール


パリで味わう食欲の秋です。
うずらのキャセロール、カスレ添え、カボチャのピュレのせ。とでも訳した
らいいのでしょうか。さっとグリエした後にクリームなどで煮込んだ骨付き
うずらちゃん。いい感じにワイルドでお肉に弾力があって、料理の第一段階
でついた焦げ目がほんのりと、それはなぜか私に西荻ガード下の煙にまみれ
た焼き鳥屋さんを思い出させるのでありました。でカスレってのはキャベツ
の煮込みのことで、オーストリアやドイツのザワークラウトと似てるけど、
酢漬けになってないんですね。コトコト煮込んだ塩味。そしてこれらの味を
うまくまとめる役は、ほんのり甘いカボチャのピュレなのでした。やさしく
てほっこり&こってり。これぞフランス料理だぜ〜!って感じのめちゃウマ
(またはマ)な一皿でしたよ。
| manakuma | food + drink | 01:00 |
ドラえもんの鼻血


ドラえもんの大好物どら焼き…じゃなくて。
これはどら焼きサイズのチョコレートマカロンです。中にはさんであるチョ
コレートクリームが濃いぃのなんのって。ひとりで食べたら鼻血もんですよ
きっと。ところで私たち日本人は、チョコレートをたくさん食べ過ぎると、
鼻血が出るって子供の頃から習いますよね。これ、常識。当然のこと。コモ
ンセンス。ところがですね、何気に思い付いて近くのヨーロッパ人に尋ねて
みると、なんと彼らは日本人にとってのこの超スタンダードなコモンセンス
(カタカナ多)を知らない。ウィ・ドント・ノー!って言うんです。ナニヲ
コンキョニ?(カタカナやめろって)って。でこのことがあまりにもコモン
センス化していて、今まで科学的根拠というものをいっさい考えていなかっ
たことに気付いたんです。実際にチョコによる鼻血体験もないし。あれって
もしかして、チョコをあまり食べさせないための大人たちの策略だったんで
すか?夕方に川に行くとカッパが出るよ…みたいな類いの。かなり遅いけど
とうとう見破りましたか私?
| manakuma | food + drink | 01:00 |
お国自慢のおイモ


秋のヴィンテージカー祭りはおいといて。
ウィーンにも美味しい野菜、あります。それはなんと言ってもおイモさんで
あります。おイモの味だけは他の国に負けません。これ、一応自慢してます
から。念のため。ところで私がよく行くバーで、パッと皮をむいたジャガイ
モをザクザクザクっと切って新鮮な油でサッと揚げてくれるこの「ブラット
・カトッフェル」は、表面カリカリ、中ホクホクの超うまフライドポテトで
す。塩でも良し、添えてあるピリ辛ケチャップも良しのシンプルだけど滋味
たっぷり。これぞオーストリアのジャガイモだいっ。もんくあっかーっ!!
そしてお供は、これぞホンモノのチェコのブドワイザー。ブドワイザーの発
音は、あくまでも「ブ」ドワイザーで「バ」ドワイザーではありません。味
も濃さも合衆国のそれとはちと違いますから。一口飲んだあとのプファ〜も
全然違います。ちょっと分かりにくい自慢が続いてスミマセン…。って言う
か、いつのまにかオーストリアじゃなくてチェコ自慢になってました。
| manakuma | food + drink | 01:00 |
緑色のエネルギー


そしてイタリアは、ひと呼んで「野菜天国」でもあります。
って言うか私だけがそう呼んでんですけどね。と言うのも、イタリアの野菜
はやっぱりすごい。何を食べてもまず味の濃さが違います。トマトはもちろ
ん、レタス、ルッコラ、セロリ、ラディキオ(トレヴィス)、アーティチョ
ーク、チコリ、etc…。だからこそシンプルな料理がとても美味しいんです
ね。食べればまさにエネルギーがチャージされるって感じです。そして例外
なくこのルッコラのピザもそうでした。それは思い切って3千円分!に匹敵
するくらいのチャージ力でした。(suicaじゃないんだって)
| manakuma | food + drink | 01:00 |
箱寿司のデザート


デザートタイム。
ここのデザートはデザートコーナーにいくつもの種類が置いてあって、それ
を指差してオーダーするシステムをとっています。でもこのシステムを利用
するのは、もしかして日本人だけかも知れません。指差しオーダーの方法を
とると、お勘定の数字にゼロがひとつ追加される…なんて恐ろしいことは、
ラクーン様はするわけはないのでご心配には及びません。ところで私は子供
の頃から、勉強よりも料理本を読むのが大好きだったんです。それは例えば
日本全国の駅名が言える小学生とか、世界中の国旗を覚えてる子供とか。そ
ういったことが果たして将来どう役に立つのかよく分からない類いの子供。
ちょうどそんな感じで、世界中のたいていの料理やデザートを覚えました。
これは「カサータ」。大きなボールのようなものにスポンジやカスタードク
リーム、フルーツ、リキュールなどをぎゅうぎゅう詰めて、冷やしたあと逆
さまにひっくり返して作るスペインのデザートだったと思います。大阪の箱
寿司的な感なきにしもあらずです。…歩く料理百科。そう呼んでもらっても
構いません。(ウソです)
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