cool vienna!

ひょっとしてひょっとするとcool、かも知れないvienna。

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パブロフのなみだ

くるしくったってぇかなしくったってぇ〜。
コぉートのなかでは、へ、い、き、なの。……あなたは、この歌を憶えていますか?それは、おっそろしいくらいに懐かしい、つか、もしかして前世で聴いたのかも知れない歌です。すでに、聴いたことのないひとが大半の世の中になってしまってるのでしょうか。それにしても、昔、特に子供の頃に憶えた歌というのは、いつまでも忘れずに記憶の奥深〜く深〜くに刻印されていて、別に思い出そうと努力しなくても、何かのきっかけで自然と湧いて来るというか。何なんですかね、あれ。現在の自分から考えると、それは驚異的な記憶力と言っても過言ではない。そして私は今も、テニスコートだろうが、バスケットのコートだろうが、コートというコートを見ると、ついこの歌を口ずさんでしまいます。それはもう、条件反射、パブロフの犬、本能…、といったレベルでです。ところで、最近はあまりにも悪天候続きのウィーン。普通なら今頃、どんどん日が長くなって来るのでうっきうきで、用もないのに一日中チャリを乗り回して、夜遅くまで外でふらふらしているのですが。それがまーったく出来ない。それがとーっても哀しい。なので、運動不足。フラストレーションもたまる。気分もどんより。ゆえに急遽、近所の体育館を予約。そして久々のバドミントン。でも数年ぶりなので、身体が思うように動かない。それがまたまた哀しい。その上、足がもつれて転倒。思いっきり打った腰をさすりながら、起き上がるときにつぶやいたのは、もちろんこれです。「だけど…、なみだが出ちゃう。おんなのこだもんっ!」……ねっ知らないでしょ知らないでしょ。そんなことより、とにかくお日様!早く出てきやがれっ。
| manakuma | fun | 17:00 |
フィールドワーク

ウィーン郊外の森に囲まれた小さな町に住む友人が言いました。
「いつど(一度)でいっがらぁヌホンデイエン(日本庭園)っづうもんをごの目でみでみでぇんだオラぁ」と。彼の職業は木こりです。ご存知かとは思いますが、森の木を切るのが木こりの仕事です。友人であるこの木こりは、ジョージ・クルーニーをもちょっと素朴&ワイルドにしたような味のあるイケメンです。日本庭園と聞いて使命のようなものを感じた私は、それならちょうどいいところがあるよと言って、彼を連れて行ったのですセタガヤコウエンへ。…聞き間違いじゃありませんよ。ちゃんと「世田谷公園」です。そう言う名前の公園がウィーンの19区にあるのです。このセタガヤコウエンの由来云々、なぜ世田谷なのか、じゃなぜ練馬じゃダメなのか、などについてはどなたか別の方の解説におまかせするとして、とにかくそれは、旧大久保彦左衛門邸の庭とか、清澄庭園とか、ましてや、かの京都桂離宮などに比べると、ぐっとカジュアル感が漂い、同時にぐっとリーズナブル感も漂い、こぢんまりと小さく、それでもまぁなんと言うか、彼らは彼らなりに精一杯作ったのであろうという感じが、訪れる日本人にもそれなりに伝わって来る気がしないでもない日本庭園です。公園の中では、よしよし、よくやった…とうなづいている日本人の方もたまに見かけます(ウソです)。そしてこの日、初めて日本庭園というものを目の当たりにしたイケメン木こりは、そわそわと落ち着きなく、剪定のためにロープでぐるぐる巻かれて、枝をギチギチと四方八方に引っ張られてつながれている何本かの松の木の前に呆然と立ち尽くし、木々のあいだに置かれている石灯籠をめずらしそうになでさすり、私にプレゼントしようとしたのか、端正に育てられ咲いているシャクヤクを手折ろうとしたり、池の中に落ちるんじゃないかってくらい真剣に、泳いでいる真っ赤なジャンボ金魚(鯉のこと)の軍団を覗き込んだりしていました。そうして庭を3周ほど歩いたあと、それでなくてももともと無口なイケメン木こりは、ますます無口になって森へ帰って行ったのでした。
| manakuma | fun | 17:00 |
疑惑のチキルーム
 

巷は柔軟剤ブーム。…らしいですね。
だって今月号のGINZAに出てたもんっ。
もしかすると、もうとっくに乗り遅れてるのか?というきらいもあり、まだだいじょぶドンマイドンマイって感もあり、それとも資本主義のプロパガンダに踊らされる愚かな民衆なのか自分っ疑惑も浮上。今まで特に必要に迫られなかったので、ワタクシこれが初めての柔軟剤チャレンジなのです。まさか売り切れちゃ困るなって思い、とりあえず走ってドラッグストアに行ってみたところ、棚にはあらゆるメーカーのものが並んでいました。おぉ今まで全然気付かなかったよぉ。その中で、いつも使ってる洗剤と同じくドイツのフロッシュ印(野バラの香り)を選んでみました。それで意外にもコンサバじゃん自分っ疑惑も浮上。とにかくGINZAに出ていた記事を深く熟読し分析し解釈してみたところ、要するに柔軟剤とはただの名目に過ぎず、消費者のみなさまのお目当てはどうもその香りらしいのですよね。どうやら柔軟に関してはどうでもいいらしい。柔軟効果完全無視の様相。香りさえ良きゃ柔軟か凝固かは気にすんなっ。という感じです。まぁ往々にして巷のブームってのは、たいていそんな非高尚な次元の不思議で成り立っているものなのです。そしてさっそく使うのがちょっと楽しみな自分…疑惑も浮上です。
| manakuma | fun | 17:00 |
ハンカチについて


ハンカチ、またの名をハンケチ。
念のため。ハンカチを誰かにプレゼントするのはマナー違反。それは「さよなら」のしるしだからです。そんな類いのはなしは、世間ではもうすっかりされなくなりましたね。だってハンカチを持つ人は、もうほとんどいないんですから。ちなみに私はもうハンカチは持ち歩いていません。今も私の心に深く残る「ハンカチ=女の子」の洗礼は、これをカミングアウトすることでさえ、どこか後ろめたさを感じてしまうほど確固たるものだったんですよ。もしも忘れて出掛けようものなら女の子に非ず!そんな掟まであった(ような気がする)んですからね。そうそう、毎晩お風呂に入る時にハンカチを手洗いして、お風呂場の鏡にピタッと張り付けて乾かしておくと、翌日アイロンをかけなくてもまたパリっと皺ひとつないハンカチの出来上がり、なんてコワザもありました。これを読んでる昔の女の子たちよ、ちゃんとおぼえてますか?ハンカチにまつわるあんなことこんなこと…。ところで、持つこと自体がエチケット、基本マナー、鉄則であったあの頃のハンカチではありますが、実はこれと言って具体的な使用例を私は全然おぼえてはいないんですけどね。だって洗った手を拭くには、どれも薄くて小さ過ぎたしね。とにもかくにも私の同志、昔の女の子諸君、みんな元気ですかぁ〜?私は、こうしてひとりでウィーンでがんばってますよ〜〜〜。と心の中のハンカチを盛大にフリフリしています。(パティ&ジミー柄)
| manakuma | fun | 01:00 |
セーヌ川の出逢い
 

それはロマンチックな、茶神(ちゃじん)との出逢い。
茶神は朝早く、こうしてパリのセーヌ川に浮かぶ船の上にあらわれました。すべからくファッションウィークのパリで、私が初めてお目にかかった茶神のいでたちは、まず目を引く胸の茶壺と、手の甲には堂々「茶」の金文字。ボディの色は深い深い緑色で、腿のところの新芽とおぼしきお茶の葉をあしらった大胆な構図の衣裳でした。本人的には、これを衣裳と呼ぶべきなのかどうなのかは分かりません。とにかくこの方は自分のことを「ハチジュウ・ハチヤー」と名乗り、日本の「茶の心」をヨーロッパで伝授するべく活動を進めている現代の立派な茶人(ちゃじん)なのです。そこで私も「茶の心」に関していろいろとうかがいたいことがあったけど、残念ながら彼は一言も言葉を発することなく。そのかわり、身振り手振りで何かを私たちに伝えようとしていたようですが、「茶の心」は深過ぎて理解不能なのでありました。
| manakuma | fun | 01:00 |
ヴェリブで遊ぶ?


ワタクシ、とうとう念願のパリデビューを果たしました〜。
「ヴェリブ」のことですよ。コレットのすぐ近所で借りて、オペラ座の横をビュ〜ンと走り抜けて、9区の心臓破りの坂をえっちらおっちら上り、17区のプラス・ド・クリッシーまで。そこで終わりと思いきや、さらにもうひとのぼり。夜だったので気付かなかったんですが、それはもうほとんどサクレクール寺院の横だったんですね。おかげで目的地にたどり着いた頃にはゼーゼーハーハー、まるで部活でしごきを受けたあとみたいな華やかなヴェリブデビューとなりました。あとから聞いた話しでは、ヴェリブ置き場のヴェリブは、たいてい坂の下にはたくさん並んでるけど、坂の上はほとんど空っぽだって。つまりパリの人々、下りは乗るけど上りは乗らないからですって。気持ちは分かる…。とにかく知らなかったとは言え、ヴェリブに少しだけ貢献した気分でした。
| manakuma | fun | 01:01 |
ビリヤードな風景


温泉場を彷彿とさせるビリヤード会館。心臓破りの坂の途中にあります。
| manakuma | fun | 01:00 |
ウマくないかもね


ウマ寿司。でもなぜかふりがなはマ寿司。
ウィーンのやつったら、またまたこぉんなバカげたお寿司屋さん…とお思いのあなた。いま「ケっ」と鼻で笑って横を向いたあなた。だからウィーンは困るんだよ…と眉毛を八の字にされたあなた。oh, my god!と叫んで両手を天井に向けて肩をすくめたあなた(しつこいってば)。実は、これはウィーンじゃないんです。じゃどこかって言うとですね、これがなんとパリなんですねー。憧れのお花のお都おパリざぁますのよ〜。でこのお寿司屋さんでは、たとえば店員さんがみんな、ウマの着ぐるみかなんか着てるっていうんでしょうか。とにかくこんな気取った感じのデザイニーなスシレストランなのに、よりにもよって名前が「ウマ寿司」ってどうなのよ…。ねぇ、そう思いませんかみなさま。って、なぜか妙に複雑に勝ち誇った気分のウィーン人(私のこと)なのでした。
| manakuma | fun | 01:00 |
ノーノーノーの夜


先日、ミラノでのある夜の出来事です。
とある駅で地下鉄を降りて、地上に出ようとエスカレーターに乗っていると、すぐ後ろに立ってた女性が、私に「日本人の方ですか?」と聞いて来たんです。その方も日本人で、彼女の後ろに立っているイタリア人(多分)の酔っぱらいのおっさんに、後をつけられているので助けてくれませんか?と。それを聞いて、こりゃタイヘンだ!と、とっさにその女性とポジションを入れ替わって、まうしろのそのおっさんの方を振り返り、思いっきり睨みつけると、やつは彼女と私が友だちだと勘違いしたのか、「ちっ」って感じでどこかへ行ってしまいました。そのあと安全のため、少し時間稼ぎをするべく駅構内で立ち話。すると彼女が「ミラノに住んでるんですか?」とおっしゃるので、「仕事で来てるんです」と答えると、果たしてどういう理由なのか、「もしかして能のお仕事をされてるんですか?」と私に聞くんです。「能???………違います」(笑)その後の推測では、どうもあのおっさんに利かせた私の睨みが、彼女のその質問につながったのではないかと思われるのです。能面のような顔を持つ女。そう呼んでいただいても構いません。でも考えてみたら、女性は能舞台には立てませんよねぇ。
| manakuma | fun | 01:00 |
最上級のおふくろ


この日のレストランの名前は「最上級の花」(日本語訳)。
ホンモノの米蘭名𦿶じゃなかった、ミラネーゼたちが集まる、シシリアの郷土料理が味わえるいい感じのレストランです。その名にちなんで、店内に「最高級の花」を探してみましたが見当たらず。その代わり、イタリアの典型的な地元のレストランの基本通り、押しの強い個性的なマンマが常にいらしておわしました。その威厳と貫禄は、花と言うよりも…ラクーン?かな?そのラクーン様ったら、注文の時から「そのチョイスじゃ、シシリア風のものが一品も入ってないじゃない!」とか、食べてる時は食べてる時で、「ソースは残さずパンに付けてね!」とかいった風に、厳しくもありがたいご指導が入ります。しょっちゅうテーブルに見回りに来て、「あら〜、まだそれ食べてんのね!」みたいな。そしてそれはラクーンってとこも含めて、私に東京の母を思い出させるのでした。
| manakuma | fun | 01:01 |
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